韓国知識『韓国の年齢・数え年』探偵事務所トラストジャパン

韓国人の年齢は数え年

韓国人の年齢は数え年

韓国では日本と違い、数え年で年齢を数えます。

つまり、生まれたばかりの赤ちゃんは0歳ではなく1歳からスタートします。 そして最初の正月には2歳になります。

公的なものでも数え年が使われていることもあります。

また、誕生日は最近では西洋暦で答えることが多くなりましたが、伝統的な占いをする際や、法事などをする際には今でも旧暦の誕生日が用いられています。

この他、小学校に入学させる年を遅らせるために、実際に生まれた日から一年ほど出生届を遅く出すケースが近年まで許容されていたために、実際に生まれた日と書類上の誕生日が異なる人も多くいます。

韓国の数え年の歴史

韓国の数え年の歴史

現在、世界でも数え年の制度を採用しているのは韓国だけです。

古来より「ゼロ」というものに対する概念が無かったことや、儒教の宗教的な文化への根付きも影響されていると言われています。

実際に日本でも1950年までこの年の数え方をしていましたが、同年の元旦に排除されました。

現在日本では、占いや伝統行事、享年などにのみ、時折用いられます。

韓国へ行くときは言えるようにしたい自分の数え年

韓国へ行くときは言えるようにしたい自分の数え年

年齢の礼儀を重んじる韓国人。

先輩と後輩への言葉遣いは異なり、目上の人は尊敬して接するという風習は日本人よりも強く感じます。

しっかりとした上下関係を互いに知っておきたい為に、初対面で互いに年齢を確認し合う事も多いようです。

しかし、韓国人は相手が日本人でも満年齢で年を公表するのでなく、外国人相手にも数え年で年齢を公表してきます。

韓国に行く際は、自分の現在の数え年の年齢を把握し、言えるようにしておくと無難かも知れません。また、相手の年齢を聞いてこんがらがってしまう場合は、西暦のを聞くと理解し易くなります。

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